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冷却水量警告ランプ点灯

夏が終わり、暑い季節を乗り切った車たちが入庫中です。

 車検や修理などですが、数件お聞きするのが「冷却水の警告ランプが点灯している」という言葉。
お預かりしてお話を聞きます。

冷却水量警告ランプは四角い黄色のマークで、バッテリーのマークの充電不良警告と似ている為、バッテリーが悪いみたい・・・と間違える方もいらっしゃいます。
充電不良は重要で、車が止まってしまいますが、当然エンジン冷却水漏れは重要です、漏れたまま乗っていると、エンジンオーバーヒート、エンジン焼き付きで使えなくなってしまいます。
5人のお客様から、警告ランプの点灯の件お聞きしております、その内4名の方のお車は、点検確認しましたが、水漏れは発見できなく正常でした。毎年夏が終わった今頃有る話なのですが、点検後正常なケースが多く、ではなぜ警告ランプが点灯したかなのですが、おそらく、夏の暑い日々に、水温が一年で一番高い温度でエンジンを巡廻、冷却水はエンジンが熱くなると水量が膨張して増えます、当然規定温に冷却されて巡廻するのですが、夏以外の季節より、エンジンルームの平均温度が高い為、冷却水のオーバーフロー量(規定量より上回った場合、多い分を外へ排出する)が多少多くなります。
その後車を停車、エンジン停止、冷却水が冷えた時に、既定の水量よりわずかに下回り、センサーが感知、警告ランプを点灯させるのではないかと思われます。当然一台一台点検してから結果を報告させていただいております。

異常が無い事は良い事です。ですが、警告ランプの点灯に気を遣う事やメーターの注視は重要です。異常かな?と思ったらそのままにせず、また市販の添加剤などむやみに入れないようにして、早めに点検整備の依頼をする事をお勧めいたします。

機械は人体と違い、自然に治癒する事は有りませんから。

 

 

 

 

 

 

 

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