当店管理ユーザー様、兵庫県明石市のF様、車検お預かりいたしました。
オイル漏れの修理もお受けいたしました。
当店のベストセラー車 「NKBコンプリート」E46後期 318i N46エンジンのメンテナンス。
今回で11年目、走行85000キロとなります。
エンジンのフィーリングは快調で、問題は無いという事ですが、オイル漏れでオイル量が減るほどとの事です。
オイル漏れは、これくらいの年式や距離となれば少々有るものです。
ですがオイルレベルがオイル交換時期までに減ってしまうようでは修理をした方が良いですね。
どうやらオイルレベルゲージのパイプのオイルパン側より流れ出ている事が確認できました。
部品はOリングで値段も安いものです。
では交換作業開始です。
エンジンルーム側は、エアークリーナーBOXやスロットルボディーなどを外さないと取り出せない位置にあります。
下側はアンダーカバーやアルミ製の補強プレートなど外します。
風で漏れたオイルが吹き飛ばされ、ATオイルパンもべたべたになっています。
けっこう簡単には抜けません。
あまり ”こでる” と刺さっている穴が歪みOリングを交換しても隙間から漏れてきてしまうので無理をして抜いてはいけません。
この小さなOリングを交換です、硬化しています。
交換完了後オイル交換、汚れている下回りも洗浄して完了です。
今回はフロント足回りの消耗品 「コントロールアーム ブッシュ」もガタが出ているので左右交換いたしました。
E46前期は多かったのですが、後期になり部品も強化されたのでしょう、あまりガタは出なくなり交換をする事が減った部品ですが、 ストップ・ゴーが多い乗り方や、 車重が少し重い6気筒エンジン搭載車ではこれくらいの走行距離くらいでガタが出ている事がありますね。
足回りもしっかりし、オイル漏れも無くなり気分一新でまたお乗りいただけます。