秋らしくなってすごしやすくなってきました。
仕事もはかどり、いろいろこなしている毎日なのですが、
この夏の酷暑の影響でしょうか?
当社の管理ユーザー Y様のE39 525iが電動ファンのバラバラ分解事件が発生しました。
正式には「コンデンサーファン」というのですが、エアコン作動時と高温時に回転する電動ファンが
BMWトレードマークの「豚鼻・・・キドニーグリル」の奥についています。
確かに11年を超え、12万キロ近くになってきているE39ですが,
この手の部品が劣化の末、分解する例はあまりありません。
強化プラスチックで出来ているのですが、確かに劣化はあります。
高速回転するので一箇所損傷するとバランスを失って廻りに接触し分解することは考えられます。
たまたま飛び石などでそうなったのでしょうか?
フロントバンパーとヘッドライトを外し交換作業です。
新品は弾力性があってプラスチックも黒々ツヤがあります、
これで安心です、
勢い良く回転してくれました・・・
BMWはアルミブロックのエンジンですので、熱には強いですね。
実際このコンデンサーファンが機能していなくても、水温は上がりません。
メインのカップリングファンで十分冷却機能はあります、
この酷暑も影響なくお客様は気づいていなかったくらいです。
まだまだ走ってくれるE39です。
ですが、古くなってくると2年スパンの車検だけでは心配です、
ぜひ1年点検や季節の変わり目などに点検される事をお勧めいたします。