エンジンチェックランプ点灯でVVTバルブモーターとエキセントリックシャフトセンサー交換でお預かりのBMW E90 320i、
エキセントリックシャフトセンサーの部品待ちでしたが到着しましたので作業実施しました
E90現役時代は、あるある作業でしたが、久しぶりの作業となります。
エンジンヘッドカバーを外せばバルブトロニック機構の制御関係が現われます
このE90も定番のヘッドカバーシールの劣化によるエンジンオイル漏れをしています、
漏れている個所の直下にエキゾースマニホールドが有りますので、漏れたオイルが焼けて焦げ臭いにおいがします。
今回ヘッドカバーを外しますのでシール関連は交換となります、この箇所のオイル漏れは解消されます。
取り外しましたVVTバルブとエキセントリックシャフトセンサー、高額部品です。
電子部品やプラスチック製品、ゴムのシール関係は、メーカー不明が格安価格で販売されていますが、手を出すと
すぐに同じ症状にみまわれますので、せっかくした作業をまた行う事になりかねません。
工賃が無駄になりますので、純正品又は正規OEM製品を使用することが大前提です。
エンジンオイル漏れ関連のセット作業である、バキュームポンプオーバーホールと水漏れリスクの高いロックカバーも同時交換です。
全作業終了後、診断機でバルブトロニックの学習作業を行い、エンジン始動が可能になりました
修理前はエマージェンシーモードで動いていたエンジンも、これで正規の制御になりました。
エンジンチェックランプも消去して以降異常ありません
エンジンオイル漏れと冷却水漏れの確認作業をして今回の作業全て終了です。